USB-Cケーブルの選び方(充電編)
iPhoneにしろMacにしろ充電に使うケーブルは気をつけて選ぶようにしましょう。
iPhoneにしろMacにしろ充電に使うケーブルは気をつけて選ぶようにしましょう。
iPhoneにしろMacにしろ充電に使うケーブルは気をつけて選ぶようにしましょう。
USBケーブルにはかなり多くの種類があります。それはコネクタの形・組み合わせだけではなく、通電できる容量や仕様の違いがあります。ケーブルや充電器にはA(電流:アンペア)とかV(電圧:ボルト)などの記載がありますが、それらをかけ合わせたW(電力:ワット)での記載も増えややこしさを助長している感じがあります。
今回着目したいのは、その仕様と容量です。通電容量が多いもの(かつ、目的の仕様のもの)であれば高速充電(急速充電)が可能になります。毎度まいど完全にベストの環境で充電するのは難しいのですが、複数所有する可能性の高いケーブルだけでも最低限気をつけましょうということです。
筆者がメインで使っているMacとiPhoneをベースに考えていきます。
一部Android端末では充電中に急速充電中かどうかが画面上に表示されますが、iPhoneでは分かりづらいです。確認するには、時間と充電できた容量を調べるのがベターなやり方です。仕様上「30分で最大50%」というのがわかっているので、50%より少ない状態から充電を開始し30分間待ちましょう。(ただし、バッテリーの性質上100%付近では充電速度が減速するので50%からだと100%にはならないでしょう。)
きっちりでなくてもよいなら設定.appのバッテリーのページにて確認も可能で、急速充電できていれば付属の充電器と比べると違いが出ます。ワットチェッカーなどで通電している容量を確認するのも一つの手ですが、そんなもの持っていませんよね。。
Macでは何Wで充電中であるかがちゃんと表示されます。メニューバーりんごロゴから[このMacについて] – [システムレポート] – [ハードウェア] – [電源]のページ内[AC充電器の情報]にて表示されています。下図は13インチMacbook Proにて純正の充電器+純正のケーブルでの接続時の状態です。
Mac用のUSB-C充電器は30W / 61W / 87Wの三種類が存在しています。こちらの記事で検証してくださっていますがMacbook Pro13インチモデルは61Wでの充電に制限されているようです。表示上は前述の様に60Wとなります。
ワット数が下がるにつれて充電も遅くなりますので、60Wでの充電ができていれば最も速い状態と言えるようです。
iPhoneの場合は、iPhone Xsの公式仕様ページに18Wの表記があります。
高速充電に対応: 30分で最大50%充電 (別売りの18W以上のアダプタを使用)
iPhone XS – 仕様 – Apple(日本)
Apple公式でも「社外品をつかわないで」という明確な表記はありません。(2019/05現在)
ちなみに充電下限は多くのサイトで言われている30Wが概ね正しいでしょう。その30Wでも過酷に扱っている状況では充電されなかったり、そうでなくても充電が遅いのであまりおすすめはできません。が、筆者はコスパと利便性を考え持ち出し用はAnker製の30W出力のUSB充電器を使っています。
ちなみに実は30Wを下回っていても充電できる可能性がなくはないです。Macを起動している状態では無理でもスリープだったり電源が完全に落ちていたら少し復活したりします。流石に10Wとかだと無理っぽいですが、15W程度の出力のあるアダプタがあれば本当の緊急時には可能性にかけてみるのもありかもしれません。本当に遅いので期待はできませんし、何かあっても責任はとれませんので、自己責任でお願いします。
この記事を書きながら12Wでの充電を試してみましたが、画面をとても暗くし(1/4くらい)アプリケーションも極力シャットダウンすることで、なんとか作業しながらでも「充電中」を「はい」にすることができ、20分で1%程度の充電量でした(51% → 52%)。全く実用的ではありませんね。
基本的には純正で充電するようにしましょう。
Macbook Pro 13インチの場合は60W(15インチは87W)をカバーしていれば、iPhoneも高速充電可能。
充電の出力する側にも様々な規格があります。
こちらの記事で多くの規格の詳細を説明してくださっています。多すぎてこちらで全てかどうかはわかりません…この中でも触れられていますが、公式情報はありませんがiPhoneはUSB-PD(USB Power Delivery)対応だといわれています。USB-PDは最大100Wの規格となりますが、実際に100Wに対応しているケーブルは数が少なく高価です。
Amazonなどで「USB-C PD 5A」などの検索で出てきますが、100Wもしくは20V / 5Aと表記があるものがUSB-PDの規格上で最も容量の大きなものになります。(その中でも安価なものがありますが、これは通信の規格がUSB2.0だったりします。これは別の記事で詳細を書きましょう。)
下記が仕様をまとめている公式?になるのですが、仕様書がすぐにアップデートされます。これを読み解くのは機械屋さんにおまかせするとして。
最新のUSB-PD規格はUSB-PD 3.0となっており、USB-PD3.0では5V / 9V / 15V / 20Vの出力が仕様書には載っており、充電器によっては12Vなどに対応しているようです。そして、例えばMacbook Proの60Wは3A/20Vが該当し、iPhone / iPadの場合の18Wは2A/9Vで充電を行うようです。
前述の様に現時点では3Aで十分ですが、あまり価格に差がなかったり、信頼のおけるブランドの5A対応ケーブルが見つかった場合には5Aを選びましょう。まさしく「大は小を兼ねる」です。MacbookPro 15インチですと、3Aケーブルだと3A / 20V = 60Wが上限のため最速の87Wに届かないため、5Aじゃないとだめです。
これにつきます。USBの規格は本当に進化が著しく、機器側の仕様がころころ変わっていく状況に、かなり頑張っているメーカーやブランドでも充電器やケーブルの製品化が追いついていません。
こちらの記事にて詳細な検証をしてくださっていますが、Apple純正USB-C – Lightningケーブル(1m / 2m)はかなりの通電容量をほこり特殊な仕様のようで下記のように公式にも急速充電対応の記載のある安心できるものになります。
29W、30W、61W、87WのApple USB-C電源アダプタと一緒にこのケーブルを使ってあなたのiOSデバイスを充電したり、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、一部のiPad Proモデルの高速充電機能を活かすこともできます。
USB-C – Lightningケーブル(2 m)
たとえ現時点でMacの充電器などを所持していないにしても、WindowsマシンもUSB-Cでの充電が増えている現状を考えると、今後のUSB充電器はタイプCが増えることが予想され、買い替えを検討するのはありだと思います。
ただし次期iPhoneがLightningではなくUSB-Cになってしまうと、僕の身の回りでは残すLightning機器はAirPodsだけになってしまうので、少し残念な感じになってしまうというのが悩むポイントでしょうか。
Macと充電ケーブルを兼用したかったり、純正が高すぎる!とお思いの場合には非純正を購入されるのもありです。その場合は非公式ながらiPhoneはPD規格に対応なので、例えば、60Wや100W対応のUSB-C – USB-CケーブルであればMacもiPhoneも速めの充電ができ、兼用可能となります。
ただし、上で紹介した記事の通りiPhoneは純正以外では8Wまでしか出ないようなので最高速度で急速充電したい場合は純正一択であることにはかわりありません。
実はこの記事のために検証をしていて気づいたことがありまして、何種類かのUSB-C – CケーブルにUSB-C to Lightningアダプタを接続してiPhoneに充電できるか試していたのですが、充電器の種類を問わず充電できないケーブルがいくつかありました。その中でも意外だったのが、Macbook Pro付属のケーブルです。公式でいうところの61W用ケーブルであることは確認したのですが、こちらはiPhoneへの充電ができませんでした。
シリアル番号の先頭の 3 文字が「DLC」または「CTC」の場合、Apple 61W または 87W USB-C 電源アダプタ用のケーブルです。
Mac ノートブックの正しい電源アダプタとケーブルを確認する
アダプタは1種類しか手元にありませんので、相性の問題かもしれませんが、上記以外のUSB-C – CケーブルでPD対応のものはiPhoneへの充電が可能でした。このあたりはAppleによくある謎仕様の部分だと思いますが、同様の組み合わせを検討されてる方々はご注意を。
ケーブルラベルでメモしておくのを強くおすすめします。
これは筆者の経験の上からのご提案ですが、USB-Cケーブルはマジで見分けが着きません!3A対応なのか5A対応なのか、USB2.0か3.0か3.1なのかも全く見分けがつきません。ブランドによってはコネクタ部分、もしくは、ケーブル皮膜に記載があるものもあります、が、多くありません。手元に7本あるのですが、ちゃんとした記載があったのはApple純正以外では一種類だけでした。