Manfrotto 50x互換というのはいかが?
映像ではより汎用性の高いManfrotto50x互換をおすすめするおはなし
映像ではより汎用性の高いManfrotto50x互換をおすすめするおはなし
僕はシネマ・ビデオの人間なので、所謂ビデオ用とされる三脚・雲台を使っていて利点が多く感じており、スチルを撮っておられる皆様も使えばいいのにと思うこともあります。先日どこかでManfrotto befreeのスチル用のモデルをアルカスイス互換にする記事を拝見しました。「対抗して」じゃないですが僕はプレートをManfrotto 50x系で統一しているので普及してみます。
Manfrotto製のビデオ雲台で広く互換するクイックリリースプレートである500シリーズです。全てのManfrottoビデオ雲台で対応するわけではないのですが、他社がその規格に合わせる程度にユーザー数が多いです。5cm幅のプレートは安定性と可搬性のバランスが個人的に好きなポイントです。(この記事内では500シリーズだと品番とかぶってわかりにくいので50x系と呼びます)
以上のような型番のプレートが同じ5cm幅の規格となるようです。他社製品では501PL互換と書いてあることが多いです。
スチル界隈でいうところの、アルカスイス互換をビデオ雲台で行うことができます。僕の手持ちでは以下の機材が50xシリーズのプレートが使えます。
現場に複数のカメラを持ち込んでもオペレーターの数は限られるものです、手持ちからジンバルへ、はたまた三脚へという切り替えが一つのクイックリリースプレートをつけておくことでスムーズに行うことができるようになるのはとても楽で演者にとっての不要な空き時間が発生しなくなります。
Moza Airは付属しているプレートが50x系と同じ5cm幅でした。Manfrotto三脚は言わずもがな、一脚は「かちっと止めないけど、手持ちではつらい撮影」に使う、様々なメーカーのパーツを組み合わせたものですが、これに50x系互換のクイックリリースクランプを組み合わせて互換化しました。
Gudsen以外のジンバル(確かRoninやCrane辺り)にも採用されていますし、サードパーティ性のプレート・クランプがAmazonなどで様々なバリエーションのものがかなり安価で手にはいりますので、互換化を容易に行うことができます。ただし、互換を謳っていても微妙に精度が悪かったりするので、レビューなどはしっかり読んだほうがいいです。
Moza Airは付属品を利用することでアルカスイス互換にすることも可能なので一瞬迷ったのですが、Manfrottoの三脚の購入で全て50x系に統一することにしました。Moza Airはアルカスイスプレートの幅が狭いところに目をつけ、幅を制限するアクセサリーを付属することでアルカスイス互換を可能にしています。個人的にこの形があまり気に入らなかったということもあります。
また、アルカスイスはスチルの世界で培われたフォーマットらしく、とてもコンパクト・軽量なアクセサリーが各社から発売されていますが、それがビデオ用途に向いているかというとそこまででもないように感じます。マンフロットのクイックリリースプレートはレンズに対して縦方向に配置しクランプも縦が前提です。アルカスイスも長めのプレートが存在するも(公式の見解はよくしらないのですが)皆さんの使い方を見ていると、横向き装着しに自由雲台にて利用するイメージが強く、Amazonなどで見かけるのもその用途に適したものが多いです。なのでクイックリリースクランプも脱落防止などがないこともあります。
ですので、Manfrottoのほうがビデオ用途としては優れているように感じています。アルカスイスの幅が狭いプレートは安定性さえ担保できれば軽量・コンパクトと魅力的ではあります。ビデオ雲台を使わないスチル専門であれば大いに検討の価値はあります。(縦配置も可能なL字ブラケットなどはものすごく魅力的です。)
「まんふろごーまるえっくすごかん」と読みます。僕の造語です。ご自由にお使いください!